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登山隊は17日全員登頂後下山を開始しましたが、上小牧隊員が凍傷にかかっていることが判明し矢島隊員が付き添い緊急帰国する事になり、日本時間19日午後7時31分北村隊長よりABCキャンプより衛星携帯電話で留守本部に上小牧隊員の受け入れ態勢準備の要請がありました。
緊急事態ということで関係者、経験者に協力をお願いしまして無事22日東京の病院に入院する事ができました。協力をいただきあらためて感謝もうしあげます。容態は比較的重い凍傷ですが少し時間が経過しないとはっきりしたこと言えないと思います。 北村隊長と遠藤隊員は26日カトマンズ到着,その後残務処理をして6月1日頃に帰国の予定になります. 報告遅くなりました事をお詫び致します.
お世話になっております
いつもご協力とご心配を頂いております皆様に、 ようやくうれしい御報告できることをうれしく思います。 2006年5月17日、遠征参加メンバー全員が、登頂に成功しました。 ![]() 中国北京時間で14時40分頃、谷嶋隊員が地球最高峰の頂に立ちました。 つづき北京時間14時45分頃、北村隊長が登頂、 14時50分頃、上小牧隊員が登頂、 15時00分頃、遠藤隊員が登頂しました。 登頂の写真を送りますので、よろしくお願いします。 写真は、左から、北村、谷嶋、上小牧、遠藤隊員です。 以上、取り急ぎ、ご連絡まで。
現地エージェントより17日、日本時間21時05分に電話がありました。
隊員4名全員がネパール時間で12時頃登頂したとの連絡がありました。 詳しい内容は現時点ではわかりません、新しい情報が入り次第連絡いたします。
大変ご迷惑お掛けしております。
引き続き、5月分の登山隊の概要を送ります。 ![]() ![]() 5月1日 晴れのち雪 高所順化のため、C4より上部へ登るも、西よりの微風が非常に寒い。8000m目前なので当たり前であるが、昨日の氷河歩きでは暑いくらいであったため、隊員の装備は日本の冬と同様。体温低下、凍傷を恐れ、今回は7100mほどの高度で下降することとする。次回はフル装備で登る予定。なお、下降後、シェルパと登頂スケジュールの話があり、彼らは5月15日前後の登頂を考えているとのこと。具体的な登頂スケジュールが見えてきたので、各隊員やる気が出てきた。 隊員の状態 全員大きな問題なし。 5月2日 晴れ。強風 強風のため、停滞。C4に上がっているシェルパ2名は、無線にて強風のためテントから動けずと伝えてきた。 隊員の状態 全員大きな問題なし。 5月3日 晴れ。強風 昨日に引き続き強風止まず、停滞。シェルパ2名は強風下C5へ荷上げを行い、ABCへ下降。北稜上部は強風のため、立って歩くのが困難とのことであった。 隊員の状態 全員大きな問題なし。 5月4日 晴れ 風が止み、C4へ宿泊のため上がる。前回4月30日と同様、全員あまり食欲がないが、この日摂った夕食の量が、ほぼ次の日の獲得高度を決めた。 隊員の状態 全員大きな問題なし。 5月5日 晴れのち雪 高所順化のため、北稜上の高度7500mを目指す。8時発で基本的に12時に登行を中止し、ABCへ下降することとした。前回5月1日の反省を踏まえ全身フル装備でテントを発進したが、快晴、無風のため暑く、結局ダウンジャケットは全員脱いで行動した。谷嶋隊員7500m(気圧402hPa)、北村隊長7450m、上小牧隊員7350m、遠藤隊員7300mを獲得。北村隊長と上小牧隊員は、高所順化を進めるためC4にもう1泊滞在することとし、谷嶋、遠藤隊員は比較的疲労が大きかったためABCへ下降した。基本的に、アタック前の高所順化活動はこの日で終了となる。今後は一度BCへ下りて数日休養をとり、再びABCへ上がってからは、山頂アタックの流れになる! 隊員の状態 全員疲労大。 5月6日 晴れのち曇り 北村、上小牧隊員はABCへ下降。遠藤、谷嶋隊員はBCへ下降。北村隊長が山頂アタック日についてシェルパと調整し、荷上げの進捗等を考慮して5月17日をリクエスト(天気次第だが)。自動的に、登頂までの日程は、以下の様になる。ただし、天候により、日程は前後する可能性あり。 〜10日 BCにて休養 11日 中間キャンプへ 12日 ABCへ 13日 休養 14日 C4 へ移動。 15日 C5(標高7900m) へ移動。睡眠時、酸素を使用。 16日 C6(標高8300m)へ酸素を使用して移動。休憩後、ネパール時間で夜10時アタック開始。 17日 登頂。C5まで下降。 18日 ABCまで下降。 隊員の状態 全員大きな問題なし。 5月7日 晴れ時々曇り 北村、上小牧隊員がBCへ下降。標高5150mのBCは明らかに空気が濃く、標高6500m以上へ2週間居て食が細っていた隊員達も食欲旺盛。長期滞在してABCの高度:6500mに完全に慣れたと思っていたが、全く間違いであった。 隊員の状態 全員絶好調。 5月8日 晴れのちあられ レスト。 隊員の状態 全員絶好調。 5月9日 晴れのち雪 レスト。 隊員の状態 全員絶好調。 写真上 4日、ノースコルへ向けて氷河上を歩く隊員。左から上小牧、遠藤、北村。 写真下 5日、ノースコルから、北稜を登る隊員。手前から上小牧、遠藤。
大変ご心配お掛けしております。
しばらく上部キャンプへ居たため、報告が遅れておりました。 とりあえず、4月分の登山隊の概要を送ります。 なお、以前6400mとお知らせしたABCの標高は、地図上で確認したところ、6500mでした。 ![]() ![]() 4月22日 晴れ BCから上小牧、遠藤、谷嶋隊員が中間キャンプまで移動。北村隊長は中間キャンプに入りきらないため、中間キャンプをスキップしてABC(6500m)まで移動。 隊員の状態 全員好調。 4月23日 晴れ 前日中間キャンプの隊員は、ABCへ移動。北村隊長はレスト。巨大商業登山隊「7-Summits-Club」のメンバーが目立つ。明らかに山に不慣れな人も多く、見ていてとても危なっかしいが、いかんともしがたい。 隊員の状態 全員好調。 4月24日 晴れ レスト。北九州の山岳ガイド、山下氏がABC入り。 隊員の状態 ABC入り後、全員食欲が減退。 4月25日 晴れ ノースコル(C4:約7000m)を目指す。8時過ぎにABCを出発し、モレーンおよび氷河上を約1時間歩いてフィックスロープに取り付く。上小牧隊員は約6900m、北村、遠藤、谷嶋隊員は約6800mまで登る。谷嶋隊員、6800m地点で嘔吐。ネパール人のキッチンスタッフ1名が、高所障害のためBCへ下山。 隊員の状態 上小牧隊員は本日以降下痢気味。谷嶋隊員に頭痛、吐き気。行動後は各隊員疲労大。 4月26日 晴れのち雪 レスト。ABCでのプジャ(登山の安全・成功祈願)を行い、タルチョー(祈祷旗)を揚げる。昨日に引き続き、もう一人残っていたネパール人のキッチンスタッフ1名が、高所障害の悪化によりBCへ下山。代わりのキッチンスタッフ1名がABC入り。 隊員の状態 全員大きな問題なし。 4月27日 晴れのち雪 昨夜の降雪により、トレースが消えたため停滞。谷嶋隊員はトレースが現れた午後、フィックスロープ取り付きまでハイキング。 隊員の状態 全員大きな問題なし。 4月28日 晴れ ノースコル(C4:約7000m)へ上がる。8時過ぎにABCを出て、25日と同様のルートを登る。途中、酸素を吸わされて下山させられる現地ポーターとすれ違う。14時過ぎ、全員C4到達。気圧約430hPa。ノースコルから見るチョモランマは、北壁の各クーロワールが目の前に見えて迫力が違う。なお、多くの他隊のキャンプ地は、ノースコルのやや手前、稜線の東側に下がったところに設置してあるが、我々のキャンプ地は、まさにノースコルのど真ん中。強風によりキャンプが飛ばされそうだが、他に適当な場所がないため仕方がない。C4にて高所順化のために約30分間滞在して、下山。 隊員の状態 下山後、全員疲労大。 4月29日 晴れ レスト。C4タッチの疲れを癒す。 隊員の状態 全員大きな問題なし。 4月30日 晴れ C4へ宿泊するため、ノースコルへ上がる。 人間は睡眠時に呼吸数が減るため、高所で睡眠すると、厳しい低酸素状態にさらされる。この登山で、酸素を使わずに睡眠する最も高いキャンプ、C4で寝ることは、重要な意味がある。 28日と同様、順調に高度を稼ぎ、14時過ぎには全員C4に到着。夕食は食欲がわかず、4人で3人分の食事を食べた。その代わり、スープ類を多めに摂った。4〜5人用テントに4人で宿泊したが、各自の寝袋が大きいため、狭く感じた。 隊員の状態 全員大きな問題なし。 写真上 ノースコル手前のクレバスに架けたハシゴを渡る北村隊長 写真下 ノースコルを登る遠藤隊員。右手奥がエヴェレスト山頂
お世話になります。
登山隊の状況をお知らせします。 4月17日 晴れ レスト。酸素ボンベのABCへの荷上げを優先するため、酸素16本を持ったポーター2名を先行させた。我々が先に上がっても、荷物がないとシェルパが遊んでしまう。シェルパによりC1建設。 隊員の状態 全員好調。 4月18日 風雪 昨夜から吹き始めた強風は夕方から雪が混じり、風雪となる。BCに停滞。ABCで活動していたシェルパと、酸素を荷揚げしたポーター下山。吹き溜まりで約20cm程度の積雪だが、氷河上の歩行は危険と思われる。 隊員の状態 全員好調 4月19日 雪のち晴れ 雪のため停滞。BCに降りて4日間もたち、動けないのがもどかしい。 隊員の状態 全員好調。 4月20日 晴れ 雪が残っており、運動靴のポーターも居るため、停滞とする。シェルパとABC入りの日程について協議した。前回ABCへ上がるには中間キャンプを設けたが、現在は撤収済み。この再建設は、かなりの荷上げが必要になるので、困難である。このため、明後日、雪が十分に消えるのを待って、体調十分な隊員は長駆して直接ABCへ入る計画。ただし、順化が不十分な隊員2名は、中間キャンプ(テント1張り)を建て直して、食事は火を使わない最低限のものとして、2日かけてABC入りすることとした。 夕方、ABCに缶詰になっていた韓国隊の一部がほぼフル装備でBC下山。疲労が激しそうで、平地ですら立ち止まってストックに前かがみで休んでいた。 隊員の状態 全員好調。 4月21日 晴れ 停滞。雪の消えるのを待つ。明日からのABC入りへ向けて最後のリフレッシュ。我々のBCの目の前で人民解放軍のジープが雪にスタックし、脱出の手伝いをする羽目になる。日本の北九州から、ガイドの山下氏がBC入り。 隊員の状態 全員好調。
大変ご無沙汰しております。
最近の事情をお知らせします。
4月11日 晴れ・強風 昨日からの強風は夕方から雪が混じり、風雪が朝まで続く。ロンブク氷河へのハイ クアップを予定していたが、強風止まず午前中はB.C.釘付けとなる。午後から、風が 弱まった機にB.C.近くの丘へハイクアップ。標高約5500mへ登り、約30分滞在 してB.C.へ戻る。チベット側の遠征隊のまとめ役となっているNZ人、ラッセル・ブラ イス氏が我々のB.C.を訪ね、上部で使用する酸素ボンベの到着が遅れるのですまない と知らせてきた。 隊員の状態 全員好調。 4月12日 晴れ・強風 朝から、プジャ(登山の安全・成功祈願)を行った。水曜日が良いらしく、この日 になったもの。僧(他隊の高所シェルパも兼ねる)に来てもらい、お祈りをしても らった後、キャンプ近くに建てた石塔に五色の祈祷旗、タルチョーを架けた。午後か らは、明日の中間キャンプ荷上げの準備を行った。強風は続き、ABCではテントが幾 つか飛ばされたとの話も聞く。 隊員の状態 全員好調 4月13日 曇りのち晴れ・強風 中間キャンプへ 中間キャンプへあがる。BCからABCまでは、隊の荷物は雇ったヤクに載せて運ぶの だが、ヤクの手配は中国登山協会への予約制?になっていてあまり融通が利かない。 相変わらずの強風が心配だが、中間キャンプへの行動を強行。荷物の重量測定に手間 取り、出発はやや遅れる。チョモランマは降雪のためか一日中見えない。出発後、約 6時間で中間キャンプ(標高約5600m)着。約500hPa。 隊員の状態 全員好調。 4月14日 晴れ・強風 ABCへ アドバンストベースキャンプ(A.B.C)へあがり宿泊。東ロンブク氷河脇のモレー ン上を約7時間歩き、標高6400mのキャンプへ到着。気圧約460hPa。ヤクに よる荷上げの都合があり、大規模な他隊と違って高所順化活動が十分できずに、いき なりのABC入りとなった。このため最後の標高差200mほどは、行動能力がかなり 低下。他の大遠征隊にテントサイトを予約されており、我々のキャンプは他よりも 100m近く高い位置となった。C1を建てるノースコルは手が届きそうに見え、雪煙 を吐き続ける山頂も間近に見える。強風のため、テント建設にだいぶ苦労する。 隊員の状態 朝は全員好調だが、ABC到着時は全員疲労大。テント建設直後に寝袋 に入り行動不可。疲労・高所障害のため、上小牧隊員は夕食を全く摂れず、他の隊員 もわずかな量しか食べられなかった。 4月15日 晴れ B.C.へ降りる。ABCでもう1泊したかったが、ABCまでやや強行軍だったため、一度 ベースキャンプへ出直すこととする。行動時間約8時間、水平距離は15kmくらい か。日本では苦も無いが、順化していない高所ではかなり疲労する。中間キャンプ以 降はペースも上がる。 隊員の状態 朝方は全員に頭痛あり。各隊員の酸素飽和度(SpO2)は、70%以 下に低下。上小牧隊員は46%まで低下(本人は結構平気そうだった)。下山と共に 状態は全員回復。夕食にはコックが日本そばを出してくれ、各隊員うまそうに食べて いた。北村隊長は、咳や爆笑時にあばら骨に痛みあり。 4月16日 晴れ レスト日。酸素ボンベがベースキャンプに届いた。1本約5kgのアルミニウム・シ リンダーを想定していたが、ほぼ同容量で約3.3kgと軽量のグラスファイバー・シリ ンダーが届いた。荷上げが相当はかどると思われる。他隊とのトラブルを避けるため シリンダーのシリアルナンバーを控え、他隊のものと混同しないようマーキング作業 を行った。 隊員の状態 全員快調。谷嶋隊員は下痢ぎみ。 写真 上 BCからのチョモランマと祈祷旗 下 ABCまでの道のり:東ロンブク氷河沿いを歩く。チョモランマ山頂は雲を吐き出している。
栃木エベレスト登山隊の現況を報告します。
通信が不安定なため、遅れてしまってすみません。 4月7日 晴れ ベースキャンプでレスト。無線通信用アンテナ等の立ち上げ。 隊員の状況 空気が薄いので、やや寝不足。全員体調は問題なし。 4月8日 雪のち晴れ ロンボク寺院にて、登山隊の成功をお祈りしてもらった。ベースキャンプから寺院 まで片道7〜8kmほどの道を徒歩で移動し、順化活動も兼ねる。高所での運動のため、 結構疲労した。 隊員の状況 熟睡し、朝は全員好調。行動中、上小牧隊員は絶好調。谷嶋に頭痛あ り、その後復活。 4月9日 晴れのち曇り アドバンストベースキャンプ(ABC)までの中間キャンプへの高所順化活動を行っ た。午前中いっぱいで標高約5600m(気圧512 hPa)まで登り、ベースキャンプ(気圧 545 hPa)へ降りる。行動時間約7時間。高所での活動のため、各隊員の疲労感はか なり大きかった。無線通信のチェックを行い、谷間にある中間キャンプでは無線がつ ながらないことが判明。 隊員の状況 朝は全員好調。行動中、上小牧、遠藤、谷嶋隊員に頭痛。谷嶋隊員は BCへ降りてから復調。北村隊長は便秘気味。上小牧、谷嶋隊員は下痢気味。 4月10日 晴れ 強風 レスト。昨晩からの強風のため、テントの補修、補強を行う。近所になった韓国 隊、英国隊もテントの補強に躍起。ほこりが酷く、テント中ほこりまみれ。上小牧隊 員、雪国(川端康成)を読破、感想は、「女性は強い・すばらしい」。谷嶋隊員、夜 間飛行(サン・テグジュペリ)を読破、感想は、「困難に立ち向かう人の姿が、山へ の関わりと似ている」。 隊員の状況 昨日の疲れがやや残るものの、全員好調。 明日、11日は、高所順化活動のため、ロンブク氷河へのハイクアップを予定。
栃木エベレスト登山隊の現況を報告します。
なお、特記なければ、今後の時間は北京時間としています。 ![]() 4月4日 標高3750mのニャラムから、標高4300mのティンリーへ移動。未舗装路をランドク ルーザで約150kmの行程。途中標高約5100mの峠越えをはさむ。途中、8000m峰のシ シャパンマ、チョオユー、そしてチョモランマの姿が見えた。 隊員の状況 谷嶋隊員が早朝、頭痛、下痢、嘔吐に苦しんだが持ち直した。他の隊 員には、軽い頭痛のみ。 4月5日 高所順化活動のため、ティンリー近くの標高4900mの山へ登る。山が街から離れて いたため、かなり時間要し、やや疲労。 隊員の状況 遠藤隊員に頭痛あり、3食ともに余り食べられない。 4月6日 ティンリーから、標高5150mのベースキャンプへ移動。8時40分発。酷い悪路で 他隊のランドクルーザーのドライブシャフトが破損したりしていた。12時30分、 ベースキャンプ到着。本日は移動のみ。 隊員の状況 遠藤隊員は完全に持ち直し、誰よりも好調。他の隊員にも大きな体調 の不調はなし。 その他 故障したサテライトモデムは、4月末頃、代替品を他の日本隊がベースキャンプに 持ってきてくれる予定。
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